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執筆者の写真金本 淳

非接触の世の中になると・・・



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心動かす企業経営 vol.216

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<非接触の世の中になると・・・>



おはようございます。

フェリーゼス経営支援事務所の

金本淳(かねもとあつし)です。 




コロナウィルスの影響で

以前と変わったこと。


色々ありますが、私が

最近よく見たり聞いたりするのは、

「非接触」です。



身近なところで言うと、先ず、宅配。


以前は必要だったハンコを不要に

している宅配業者さんも出てきました。


そして、荷物を渡すときにも、

できるだけ距離をとって渡すような

感じになっています。



最初は、違和感がありました。


単に、配送員の方は、配達の際には、

できるだけ近づかないようにと

会社から指示が出ていて、

それを守っているだけなのでしょう。


でも、何かその動きが、こちらからすると

私のことを思い切り避けているような錯覚


(=私が何か変な細菌や病気を

持っているかのような感覚)


に陥ってしまい、若干、気持ち的には

悲しいようなさみしいような、

そんな違和感を最初は覚えました。




それから、私の身近なところで言うと、

ジムの会員証の受け渡しです。


以前は、手渡しで受け取って

くれていたのですが、コロナになって、

ある時から、完全に、

トレーを介しての受け渡しになりました。


いつものクセでつい、会員証をさっと、

受付の方に渡そうとします。


そうすると、そこにパッとトレーを

持ってこられるようになりました。



「あー、こんな会員証でさえ、

直接受け取ってくれなくなったんだ・・・」


とこれまた、何かさみしい気持ちに

なりました。


仕方のないことですよね。。。



でもよく考えてみると、

スーパー他、多くのお店では

現金のやり取りは以前から、

トレーを使っての受け渡しですね。


現金が会員証に変わっただけで、

原理として同じ。


でも、私の場合、子供のころの記憶が

未だに残っているからなのでしょうか。



子供のころは、駄菓子屋さんとか、

八百屋さんとか、そういう個人の

お店に行くと、おじさんやおばさんが、

手渡しで、


「はい、おつり、100万円ね!」


とか言って手渡しで渡してくれた。



何かそういうやり取りを経験しているから

余計なんでしょうね。


でも、今思えばそういうやり取りを通じて

人と人との温かい大事な

コミュニケーションを、子供ながらに

学んでいたような気がするのです。



そうそう、それからジムでは、

最近、ジム内での会話も結構厳しく

チェックされるようになってきて

頻繁に会話はしないでください!という

アナウンスが流れます。



お店側としては当然の対策だと思います。


ただ、せっかく知り合いになった人とは

少し会話したいなあと思うので、

それが少し残念でもありさみしくも

あります。


まあそれもこのご時世仕方のないこと

なのでしょう。




それから、非接触というと、

去年気づいたら、

うち近くのスーパーに

こんなものが設置されました。



入口の横ら辺に、

何やらコインロッカーらしきものが

あるじゃないですか。


で、何かと思って、よく見たら、

Amazonって書いてありました。


あー、最近出てきている、

宅配ボックスだなあと。



まあこれは別に非接触というだけの

目的ではないですね。


普段、仕事などで家にいない家庭や

独身者にとっては、荷物受け取りが

便利にできますしね。




それから、ATMや

空港のチケット券売機なども、

非接触パネルなの採用が始まりつつ

あるようですね。


画面にも直接触れたくない。


もうタッチパネルの時代も終わり、

これからは、非接触タッチパネルの時代

なんでしょうかね。



さらに、最近では、電気も非接触というのも

聞きますね。


今もうすでにワイアレス充電は実用化

されてます。


さらにこの前テレビで見てたら

コンセントのない家電なんかも

開発されつつあるようです。



私はタッチパネルに関してはそれほど

気になりませんが、でも時代の流れは

非接触なんでしょうね。



ちなみに、一番自分自身が気になるのは、

お店や公共トイレのドアノブや鍵、便座、

そしてトイレットペーパーの蓋などです。


トイレ以外ではそれほど気にならないの

ですが、やはりトイレだと色々な意味で

気になってきます。



コロナになってから、

ドアノブに直接手で触れずに開ける

金属の道具などは出てきてます。


でもいつもその道具を持って歩くのも

面倒だし、何とかトイレの鍵とか

ドアノブは、直接触れないように

できないものかと個人的には

いつも思います。




まあ、こんな風にコロナのおかげ?で、

色々な新しい慣習や技術が

生まれてきています。


新しいものが生まれてくることは、

歓迎すべきことだと思います。


でも一方で、気がかりなのは、

ますますコミュニケーションが

難しい世の中になっていく方向に

動いているなあということです。



ただでさえ、昔に比べて、

メールやSNSの普及で、

対面のコミュニケーションが

減ってきているように思います。



今のこの流れの中では、特に企業の中では

人と人とが触れ合う機会が

ますます減っていくような気がします。



強い企業を作っていくためには、

私は良好な人間関係の構築が

大きなカギを握っていると常日ごろから

思っています。


そして、良好な経営者と従業員の関係性、

従業員同士の関係性を築いていくには、

コミュニケーションが欠かせません。



でもこれからの時代、

例えコロナが収束したとしても、

密な接触を避ける傾向は続いていくような

気もします。



飲み会などは元々減る傾向ではありますが、

さらにその傾向は加速するでしょう。


そして、飲み会を開催するにしても、

席を離して、そして、料理は個別に、

飛沫防止用のついたても立てて、

みたいな状態が続くような。




そして、会社でも、上司が部下の近くで

仕事を教えることすら

難しくなってくるかも。



上司が部下に指導しようとしたら、

部下から


「すみません、

ちょっと離れてお願いできますか」


みたいな発言が出る時代が来るかも。



そもそも会社としては、

ちょっとした相談でさえも

直接の会話は避けましょう

みたいなそんな方針になっていくかも

しれません。



そうなった時にどう対応していくのか?



先回、書いたような、

バーチャルオフィスなどが普及して、

そういう問題を解決してくれる

というのもあるかもしれません。


それがもっともっと進化して、

バーチャルだけど、あたかも本当の

現実のように、人と人が触れ合い、

コミュニケーションできるような、

そんなツールも開発されるかもしれません。



将来のことはわかりません。


ただ、いづれにしても、今後、世の中は、

昔のように人と人とが直接、

触れ合いのできる機会がどんどん

減っていくのでしょう。


そういった状況の中でも、

いかに密なコミュニケーションをはかり、

働く人の心と心をつなげていけるか、


そこが企業の明暗をわけるカギに

なりそうですし、私自身としても

そこをどう支援していくのかを

考えていかなければならないと

感じました。





☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<今日のありがとう>

本当は面と向かって伝えたい

でも中々言えない自分がいます

だからこの場を借りて少し...

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先日の日曜日、ジムでの出来事です。


荷物をおくために、ジムの更衣室に

戻った時の話です。


ちょうど、私の使っていたロッカーの

下を使っていた私より少し年配の男性が

いらっしゃいました。


シャワーを終えて着替えているような

感じでした。


私が、


「荷物を入れたいんで

ちょっと開けさしてください」


というと、その男性が


「どうぞどうぞ」と


さらに


「すぐに着替えてどきますけど、

大丈夫ですか?すみませんね」


みたいな感じで、そのあと気遣って、

一言付け足してくれました。


しかも、こちらを見ながら

ニッコリ微笑んで。



私も思わず、


「いえいえ、私は、また今から

行きますので、全然大丈夫です。

気にせずにゆっくりしていってください」

と。



普通、こういうシーンで

「開けますのでいいですか」

と聞くと、


大体無言か、

それか、「どうぞ」

くらいじゃないですか。



でも、この男性の場合、

そのあと、さらに気遣いの一言を

言っていただけました。

しかも素敵な笑顔で。



それが、言葉では、うまく説明

できないんですが、

なんとも気持ちよかったんです。


とっても気分がよくなりました。



一言の力ってこんなに大きいのだと

思いました



そして、私も、あの男性のように、

気づかいの一言がサラッと出てくる、

そして、他人を気持ちよくさせて

あげられる

そんな人になれればと思いました。



そのことを身をもって教えていただいた

あの男性に感謝です。


「ありがとうございました!」





最後までお読みいただき

ありがとうございました。


今日も素敵な一日になりますように!





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【発行元】フェリーゼス経営支援事務所

【発行責任者】金本 淳

経済産業大臣登録 中小企業診断士

豊田市働き方改革アドバイザー・講師 国際ファッション専門職大学非常勤講師

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