(2021年2月 高鷲スノーパーク)
皆様に幸運が訪れますように!!
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心動かす企業経営 vol.315
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<店舗での購入も意外と悪くない!>
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳(かねもとあつし)です。
この前、豊田市にあるヒマラヤスポーツに
行った時の話です。
スノーボードのブーツが壊れて
しまったので、新しいブーツを
買いたいと思っており、近くに寄った
ついでに見に行ったのです。
売り場を見てみると、
商品が展示されている棚は
かなり空き空きで品薄状態でした。
もうシーズン後半に差し掛かろうと
しているからなのでしょう。
あまり選択の余地もありません。
その中で、自分の足に合いそうなものを
試着してみました。
そうすると、その中でひとつ、そこそこ
足にフィットするブーツが見つかりました。
ただ、サイズは29.5センチで若干
足先の空き具合が気になりました。
あとほんの少し小さければ、
絶対にいいなあと思えたのですが、
そのブーツはそのサイズ1点しか
展示されていません。
ダメ元と思い、店員さんに
声をかけてみました。
ワンサイズ小さいのがあるかと
尋ねてみると、その店には
その1点だけとのこと。
但し、28.5センチで1センチ
小さいものであれば、他の店にある
とのことでした。
どうやら、その商品は1センチ刻みでの
サイズ設定のようです。
わたし的には、あと5ミリ小さければ
絶対買いだなあと思いました。
でも1センチとなると少しきつくなって
しまわないかと考え、どうしようかと
悩んでしまいました。
そうすると、その様子を見て、
その店員さんが、色々な対応を
してくれたのです。
先ず、最初に足のサイズをきちんと
測定してくれました。
それで、やはり測定したサイズからすると、
「29.5センチだと少し大きいですね」
と話してくれました。
そして、
「試しに一度履いてみて下さい」
と、別のメーカーで28.5センチのものを
持ってきてくれました。
履いてみると、それは足先が当たり
少しきついなあという印象でした。
そうすると今度は、
「正確に見るために、
2つのブーツの中のインナーを
取り出して履いて比べてみましょう」
と提案してくれました。
そして、インナーを履くと、
足先を店員さんが実際に指でさわりながら
サイズ感をチェックしてくれました。
別のメーカーの28.5センチのものは、
「やはりきつそうですね」
とのこと。
そして、私が気に入った方も
「確かにあと5ミリ小さいなら
ピッタリだと思います。
でも1センチだと履いてみないと
本当にわからないですね」
と説明してくれました。
「うーん・・」
私は益々悩んでしまいました。
そうすると、店員さんから
こういう提案がありました。
「もしもう一度ご来店いただくのが
面倒でなければ、小さいサイズを
取り寄せますよ」
「両方履いてみて、
やっぱり合わないと思えば、
購入する必要もありません」
「また、もし今シーズンは購入するのを
やめて、来シーズン商品が豊富な時に、
購入したほうがいいと思われたり、
よそでいい商品が見つかったりしたら、
キャンセル連絡いただければ、
それでも全く問題ありません」
それでも、実はまだ他にひっかかって
いたことがありました。
それは、その店が豊田市の店だったので、
自宅からは少し遠く、また行くのは面倒
かなと。。
それと、自宅近くの店で、
中古品でサイズもギリギリな
感じなのですが、
それでもいいかなあと思えるブーツも
見つけていたんです。。。
でも、考えた結果、
結局取り寄せしてもらうことにしました。
その時は、なぜ取り寄せてもらおう!
と判断をしたのか冷静に考えていません
でした。
でも今になって考えてみると、
それは、その店員さんの接客態度に
心打たれたものがあったからだと思います。
私の気持ちに寄り添って、長い時間、
一緒に色々悩んで、考えて、
そして対応してくれたこと。
それがとても嬉しかったからだと。
だから、
「この人から買いたい!」
「この人が働いているこのお店で
買いたい!」
となったのだと思います。
一見、お店の店員さんとしては
当たり前の対応に思えるかもしれません。
でも、やはり店員さんも人です。
「面倒くさいなあ」とか、
「早く切り上げたいなあ」とか
思う事もあるかと思います。
別に、今回の場合でも、
29.5センチの方の購入を勧めても
よかったのかもしれません。
でも、そうはせず、
そして終始、嫌な顔ひとつせず、
一緒に付き合ってくれた。
だからなのです。
最近、ネット販売が増え、
直接店員さんと接することなく
商品を購入することも多いです。
でも、
店舗があり、
そこに店員さんがいる
その意味というのは、
「こういうことなのだ!」
と改めて思いました。
人って、やはり気持ちいい対応を
してくれることに大きな価値を見出す。
でもこれは一方で、
接客がマズイと逆効果になる
という恐ろしいことも
言えるのかもしれませんね。
そして、これは何も店舗で直接、お客様に
接する場合だけでもないと思うのです。
ネット通販でもお客様の気持ちに
寄り添う方法はたくさんあります。
そして、小売業だけでなく、
どんな業種でもできる事なのだとも思います。
その辺の話を
また別の機会にご紹介させていただければ
と思います。
結局、言えることはこういうことかと。
商品もそうですが、それだけでなく、
他にどれだけ付加価値を
つけることができるか
そこが、どんな業種であれ
経営の大きなカギとなる。
そういうことなのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
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<今日のありがとう>
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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今回は、上でご紹介させていただいた
ヒマラヤスポーツの店員さんに
ありがとうを言いたいと思います。
どうもいただいた伝票を見ると
石〇さんとおっしゃる方のようです。
「石〇さん、長い時間、一緒に
考えていただいて
本当にありがとうございました。」
「親切にご対応いただき
とても嬉しかったです!」
「恐らく、次回履き比べてみて、
どちらかを購入させていただくことに
なると思います」
「これからも沢山のお客さんを
ハッピーな気持ちに
させてあげてください!」
感謝です!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように!
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