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心動かす企業経営 vol.138 ================= <女性首脳の活躍と企業経営> おはようございます。 フェリーゼス経営支援事務所の 金本淳(かねもとあつし)です。 世界各国における女性首脳の割合 ってどれくらいか想像つきますか? まあ、少ないんだろうな ということは皆さん一致するのでは ないかと思います。 私も知らなかったのですが、 実は、7%にも満たないそうですね。 世界200か国弱くらいだと思うので、 13人くらいということでしょうか。 本当に少ないですね。 さて、その女性。 今回のコロナ対策で各国・各地域の 女性首脳の活躍が報じられています。 先日の新聞にこんな記事が 掲載されていました。 “女性首脳 際立つ存在感 コロナ感染対策高い評価“ 英紙デイリー・テレグラフによると、 「世界の女性首脳の割合は低いが、 その割合に比べると、コロナ対策で 善処した女性首脳の国の割合が高い」 とのことです。 また多くのメディアが 「女性首脳の多くが迅速な封鎖と検査の 徹底を実行し、ウイルスの封じ込めに 成功している」 と報じています。 台湾の蔡英文総統、 アイスランドのヤコブスドッティル首相、 ニュージーランドのアーダン首相、 ドイツのメルケル首相、 フィンランドのマリン首相、 ノルウェーのソールバルグ首相、 デンマークのフレデリクセン首相 などなど 女性首脳の活躍が紹介されていました。 皆さんもその活躍、いくつか耳に されているのではないでしょうか。 テレグラフ紙はこんなふうに分析しています。 「経済への打撃を承知で、どれだけ 迅速に封鎖できるかが命運を分けた」 「女性首脳は普段から批判に慣れ、 直面した時の対応力があった」 ガーディアン紙は 「そもそも女性首脳は政府への信頼が厚く、 男女の格差が少ない国で生まれがち」 「厳しい封鎖にも国民の理解を得やすい 素地があった」と指摘 英クランフィールド大の 組織心理学の講師は、 「男性なら主張が強いと評価される態度が、 女性なら攻撃的だと批判される。 女性はより振る舞いに注意する必要があり、 そこから多くを学んできた」 と分析。 「コロナ対策での活躍は、 普段からリスク回避のため男性よりも 客観的でデータに基づく決断を 重視してきた成果だ」 と話しています。 こういった分析が100%正しいのか どうかはわかりません。 もちろん人によって異論がある方も いらっしゃるかとも思います。 ただ、私はこの話を聞いて、 確かにこういうことは言えるかも しれないなあと思いました。 あくまでも個人的な意見ですが、 女性は、様々な視点から 思慮深く考察し、物事を判断する力は 優れているのではと思うのです。 もちろん別にすべての女性、 すべての男性がそうだと 言っている訳ではありません。 全般的な傾向として、 元々どこの国でも、政治やビジネスの 世界は男性の世界という男性優位の 状態からスタートしていると思うのです。 だから、男性に比べて、この世界で 女性が生きていこうとすると 色々な術を身につけなければ ならなかったのではないかと思います。 女性首相の活躍を後押ししたのは、 そういった中で、培われた 能力のひとつなのでは ないかと思うのです。 また、元々女性は、本能的な母性を 備えているので、精神や持続的な 体力に至ってまでも男性より強いものを 与えられているのかもしれません。 生きるということに対しての本能や 生命力や危機回避能力が、 女性の方が強いのではないかと思います。 だから、いざという時には、 物事を男性よりも大局的に見て、 判断する力というところで、 優れたものを発揮するのでは ないかと思うのです。 子供のころから大学くらいまで 同級生の女性を見ていると、 全般的にしっかりしているなあ というのが、個人的な感想です。 男性はしっかりしていて切れる凄い人が いるとは思うのですが、 全般的に見ると頼りない人が多いかな という印象です。 別に女性が男性より優れているとか、 そういうことを言っているのでは ありません。 ただ今回、新聞記事を読んでいて 思ったのは、 「女性の力を活かせないのは もったいないな」 ということなのです。 もっともっと女性の力を活かせる余地が この世界にはまだまだあるのだと 思うのです。 この世界には、人口比率で考えても、 女性が半数程度はいるはずなのです。 だから、それだけいる女性の考えや 主張が反映されない社会は、 偏った部分がどこかしら残ってしまう 社会なのではないかと思います。 当然自然じゃないので 何かしらひずみがでてしまう。 先ほど、女性首相の割合が 7%以下って話をしましたが、 これってそもそも本当に 少ないですよね。 因みに、世界の女性閣僚の割合を 調べてみると、こんな風です。 スペイン、フィンランド、スウェーデン、 などは6割超、 フランス53%やカナダで50%。 これらの国では、それだけ女性の声が 反映されやすくなっているのだと 思います。 でもこういった国は少数。 ほとんどの国はやはり男性が多いです。 世界平均の女性閣僚比率は 21.3%だそうです。 そして日本は平均を下回る 15.8%で先進7か国中、最下位です。 別に女性閣僚が増えればいい という訳ではないですが、 比率の高い国ほど、女性の能力を 活かせている国が多いというのも 事実ではないかと思うのです。 そして、 それは閣僚の話だけではありません。 当然、これから企業はもっともっと 女性を活かさないともったいないと 思うのです。 私が社会に出た25年以上前では、 確かに女性の会社での地位は まだまだ低い感じでした。 「女性は結婚してやめる」 という風潮もまだまだ強かったし、 実際、それが半分暗黙の了解みたいな 感じでした。 私自身も、そういうものなのだと その頃はなんとなく思っていましたし、 女性の能力を少し下に見ている部分も あったかもしれません。 でも社会人として、色々な女性とも 仕事をさせていただく中で、 すっかりその考えは変わりました。 女性の方がある意味優れている と思うことがたくさんありましたし、 どちらかというと頼んだ仕事を きっちりとやってくれるのは 女性の割合のほうが高かったです。 だから、 これから企業が発展していくには、 どんどん女性パワーを活用すべき だと思うのです。 いや、むしろ有効活用できない企業は、 これから生き残れないとすら思えます。 記事を読んでいて、 私はそんな風に思ったのですが、 皆さんはいかがでしょうか? ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ <今日のありがとう> 本当は面と向かって伝えたい でも中々言えない自分がいます だからこの場を借りて少し... ================= 先回、ゴールデンウィーク前半で 体調崩していたことを 書かせていただきました。 そうすると、何人かの方々から 「大丈夫ですか」 というお気遣いのメッセージを いただきました。 こういうのって本当に有難いですね。 自分もそうですが、人って、 思っても中々言葉にしたり、 声に出して言うのって 照れ臭かったりして、結局 言えないことも多いと思うのです。 それでも、あえて言葉にして メッセージをくださるというのは、 本当に感激です。 少しでも自分のことを 気にかけてくれる人がいる ってわかる それだけで勇気が湧いてきます。 今回改めて、 自分もできるだけ、そういう方々を 見習おうと思いました。 人を少しでも気持ちよく心を軽く してあげられる、 そんな人間になれればなあと 思いました。 ということで、 今回、直接メッセージいただいた方々 にお礼を言いたいと思います。 そしてそれだけでなく、 恐らくこころの中でも 私の事を心配いただいた方々も いらっしゃるのではないかと 思います。 だから、そういう方々含めお礼を 言いたいと思います。 「ありがとうございました!」 最後までお読みいただき ありがとうございました。 今日も素敵な一日になりますように! ◆読者からの励ましの声が、 何よりもエネルギーになります。 あなたからの感想・コメント、 お待ちしています。 お気軽に、コメントください info@feli-zes.biz 【本メルマガについて】 このメルマガは、 ・働く人のヤル気であふれ 活き活きと働ける職場を作りたい ・働く人が持てる能力をフルに発揮しながら 成長してもらいたい ・成り行きではなく明確なビジョンを 持って、経営を進めたい ・経営者と従業員がそのビジョンに向かって 一体となって進んでいきたい ・仕事を通じて世の中に貢献したい そんな中小企業経営者の皆さまや 企業経営に関わる方々にお役に立てれば という想いで発行しています。 このメルマガでは、 自分自身のサラリーマン時代の経験や 実際のコンサル現場での経験などから、 日々感じたことを情報発信 させていただきます。 その中で、ワクワクドキドキ心動かす 企業・お店づくりのヒントを提供しながら、 お役に立ちたい。 そして自分自身も一緒に豊かな人生を 目指して成長していきたいと考えています。 メルマガへの想い詳細はこちら https://www.felizes.biz/mailmagazine ◆フェリーゼス経営理念◆ ワクワクドキドキ、 働く人の人生を豊かにする コンサルティング ◇フェリーゼスミッション◇ 経営者と従業員が、 毎日会社に行くのが楽しみで仕方がない ワクワクドキドキで一杯の 中小企業づくりをサポートします! ご興味ある方、詳細はこちら https://www.felizes.biz/aboutus 【公式サイト】 https://www.felizes.biz/ 【個人Facebook】 https://www.facebook.com/atsushi.kanemoto.9 【公式ブログ】 https://www.felizes.biz/blog (過去のメルマガもアップしています) *************************************** 心動かす企業経営 【発行元】フェリーゼス経営支援事務所 【発行責任者】金本 淳 経済産業大臣登録 中小企業診断士 豊田市働き方改革アドバイザー・講師 【住所】 〒480-1161愛知県長久手市荒田1-1-718 【お問い合わせ】 info@feli-zes.biz =========================
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