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心動かす企業経営 vol.231
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＜会社の業績は「言い方」で決まる？＞
おはようございます。
フェリーゼス経営支援事務所の
金本淳（かねもとあつし）です。
人と話をしていて、
「しまったなあ」
「変な言い方してしまったなあ」
「もっとこういう風に言えばよかったなあ」
ということありませんか？
言い方、話し方って
本当に難しいと思います。
何気なく言った言葉が
人を不快にさせたり、傷つけり。
また、逆に、
誰かから言われた一言で、
すごく自分が傷ついたり。
今は、以前よりも私も自分が発する
言葉にはできるだけ注意するように
なりました。
でもなかなか上手くいかず、
未だに失敗したなあと思うことも
多々あります。
特に家族など近い存在の人に対しては、
ついつい、気が緩んでしまうのか、
いらない一言をつけてしまったり
してしまうんですよね。
先日も、
「なんで・・・を片付けないんだ！」
みたいな言い方をしてしまいました。
そういう風に言われると
「うるさいなあ」
というのが先行してしまい、
受け入れられなくなるものです。
それよりも、
「これ出てるけど、まだ使う？」
とかのほうがいいですよね。
さらに言うと、
「これ、片付けておくね」
とか言って、
自分が片付けてしまえば、
相手も悪くは思わないですよね。
まだまだ修行が足りません。。。
まあ、私の場合、昔は今以上に、
言葉の重みをそこまで深く
考えておらず、友達や家族などに、
平気でストレートにキツイ一言を
言っていたのだと思います。
それを思うと今はまだ話し方に
気をつけようと思うだけ、
進歩したのかなとは思います。
私だけでなく、話し方で
失敗したなあと反省するのは
誰しもあるのだと思います。
その証拠に、巷には、話し方や言い方など
言葉によるコミュニケーションに関する
書籍がたくさん出版されていますよね。
そして、結構何万部も売れてたりします。
この話を書きながら、
アマゾンで見てみたのですが、
とんでもない数の会話術に関する書籍が
出てきます。
それだけ、コミュニケーションで
失敗したり、人間関係をもっと上手く
やりたいと思っている人が
多いということですよね。
最近では「言いかえ図鑑」（大野萌子著）
という本が話題になっていますよね。
まだ読んでいませんが、
どんなものか詳しく読んでみたいなと
思っています。
以下は、一例として載っていたものです。
「私のこと覚えています？」
⇒「あのときお会いした大野です」
と先に自分から名乗ったほうが
相手への気遣いになる
確かに、「覚えていますか？」
と言われると、
覚えていない場合、困ります。
また、顔は覚えていても名前を
忘れてしまっているという場合も
少しばつが悪いですしね。
まあ、でもこれも絶対という訳ではなく、
イントネーションやシチュエーションにも
よるとは思います。
ただ、やはり自分から名乗ったほうが
無難だなとは思います。
本の内容はさておき、
話し方、言い方というものは、
企業活動を行う上でも本当に大事だと
私は思っています。
職場で働く人みんなが、
相手を気遣った話し方ができる。
そうすると、極端な言い方をすると、
それだけで、会社の業績が
よくなるのではないかと思うのです。
結局、コミュニケーションのやり方が
上手くいっていないから、
職場の人間関係も上手くいかない。
そして、人間関係が悪いと
パフォーマンスも落ちて、
結局業績にもつながらないのだと思います。
先回ご紹介した
「ほめほめタイム」
を実施している会計事務所さんも
コミュニケーションが改善されたおかげで
業績も上がったと認識されています。
ただ、難しいと思うのは、
どうやってみんながその大切さに
気づき改善できるのかってことです。
自分からコミュニケーションを大事で
改善したいと自覚できる人は
いいですよね。
結局、そういう自覚のある人しか、
話し方の本なんてそもそも
読まないでしょうしね。
でも本当は、話し方にちょっと
問題があるなという人こそ、
自分で気づいてそういう本を
読んだりして改善してくれれば
いいのでしょう。
ただ、そういう人こと、
そもそも無自覚なので
改善しようとは思わない。
そこが難しいところです。
ではどうすればいいんでしょうか？
正解はないと思います。
ただ思うのは、
企業のトップである社長が自ら率先して、
人を気遣う言い方、
人を気持ちよくさせる言い方
に取り組むべきだと思います。
中小企業で影響力が大きいのは
やはり社長です。
その社長が、先ずはやらないと
みんなついてこないと思います。
そのためには、会社の方針として、
気持ちの良いコミュニケーションを
実現するということを掲げて、
従業員に発信する。
そして全社活動として取り組むことを
宣言し、自ら実践する。
ただ、闇雲に
「気持ちの良いコミュニケーションを
実践しましょう！」
と言っても、何をやっていいか
わからないので、
「ほめほめタイム」」のような全社の公式な
活動として具体な策を進めてみる
というのが大事だと思います。
また、言い方に関する本を使って、
勉強会をしてみるのもいいでしょう。
実際、ロールプレイイングでいくつかの
違う言い方で受ける印象がどう違うのか
体験してもらうなどなどというのも
ありです。
あの手この手で
相手を気遣うコミュニケーション
というのが大事だということ、
それを身をもって体験してもらうことが
大事なんじゃないかと思います。
こういうコミュニケーションの問題って、
小手先で、本に書いてある表現を
学ぶだけでは、解決されるものでは
ないと思います。
細かい言い方の表現も大事だとは
思いますが、やはり一番大事なのは、
人を思いやる心なのだと思います。
それさえあれば、
相手がどうしたら気持ちよくなるのか？
どうしたら喜んでくれるのか？
逆にどういう言い方をされると嫌なのか？
と考えた結果の言葉が、自然に
出てくるようになるのだと思います。
誰もが相手を思いやる優しい心を持つ、
そんなのは理想論なのかもしれません。
当然、自分自身も全然実践できているとは
言えませんし、まだまだ修行中です。
でも私は、自分自身も少しでも
そうなれるように努力はしたいと
思っていますし、
そんな風になると、企業も世の中も
きっともっと良くなるのだと信じています。
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＜今日のありがとう＞
本当は面と向かって伝えたい
でも中々言えない自分がいます
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先日、申請支援させていただいた
補助金が採択されました。
以前、応募して採択されなかったので
今回も無理かなあと思っていましたので
本当に良かったです。
色々工夫して改良を重ねた甲斐が
ありました
依頼主の企業さんも何とか補助金を使って
設備を購入し、事業発展のために
頑張りたいとおっしゃっていましたので、
その期待に応えることができたことが
何よりも嬉しかったです。
採択していただいた採点者様
そして運をいたただい神様に感謝です。
「ありがとうございました！」
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように！
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